平成17年度事業報告
平成17年6月3日 平成17年度総会(東京都立工芸高等学校)
平成16年度事業・決算報告を承認し、平成17年度事業計画・収支予算案を決定した。役員改選では、黒川会長が留任した。
あいさつに立った黒川会長は「当研究会の状況は毎年会員が増加しているという明るい状況にはない。正会員、賛助会員が減少傾向にある中で、 2年間にわたり活性化を図るために委員会を設けて検討してきた。その中で、印刷企業の社員教育を受け持つ方向で実現を図ろうと動いている。
それに関連して3つの提案をしたい。①現在、印刷関連の機器はデジタル化が進んでいるが、ハウ・トゥ・オペレートの教育だけでいいのかという疑問を持ち続けていただきたい。 デジタル化のスタートはアナログ。アナログの基礎的なことを教えることも大事だと思う。②印刷系の教育機関が少なくなっているが、本当に印刷教育が必要なくなっているのかをきちんと検証していきたい。
③先ほど述べた印刷関連企業の社員教育に踏み出すが、その中から印刷教育についての検証を真摯に行っていきたい」と述べた。
平成17年度の事業は、①会員相互および関連団体等との交流・情報交換、②研究会・講演会の開催、③見学会の開催、などのほか、賛助会員へのサービスの一環として、新入社員向けの研修を実施する。
功労賞、奨励賞の表彰では、功労賞に富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社(吉田整社長)、奨励賞に大澤正則氏(東京都立工芸高等学校)に黒川会長より賞状と記念品が贈られた。
平成17年6月3日 色彩研究会(東京都立工芸高等学校)
株式会社視覚デザイン研究所社長の内田広由紀氏を講師に、色彩研究会「デザインにおける色彩調和の数値化」を聞いた。
平成17年8月24日 見学会(スーパーバッグ鶴ヶ島工場)
スーパーバッグやショッピングバッグの製造で100年の歴史を有しているスーパーバッグ㈱の鶴ヶ島工場を訪問。最新のフレキソ印刷工程を中心に見学した。
平成17年11月20日 デザイン研究会(東京都立工芸高等学校)
キャップグループ社長の関征春氏を講師に、“最近のデザインの傾向」のテーマで開催。 電通、博報堂などを相手に、30年以上にわたりデザインを展開するキャップグループを率いる関氏は、「宣伝のキャッチコピーを通して広告デザインの変化をたどると、 最初は「商品情報」→「生活情報」(金曜日にはワイン)→「社会情報」(平和のようで平和でない、自由がつらい)→「個人情報」(男はだまってサッポロビール、失恋は何度やっても止められない)→「人間情報」(結婚25年子供の話しはやめようね)→「混沌」(出世しない技術)となる。 消費者が注目,興味をもつものは時代と共に変化している。”などと最近の広告デザインの傾向について述べた。
平成18年2月10日 新聞研究会(東京都立工芸高等学校)
読売新聞東京本社制作局の布目明、髙月宏一両氏を講師に「新聞業界の現状の技術」のテーマで開催。カラー化が著しい最近の新聞印刷の動向を学んだ。